こんにちは。沖縄で日々を過ごしている50代の私です。
青い海と空、そして美味しい食べ物に恵まれたこの島での生活は最高ですが、最近ひとつだけ、どうしても見過ごせない「重み」を感じるようになっていました。
それは、自分の「お腹周り」です。
昔はどれだけ食べても体型が変わらなかったのに、50歳を過ぎたあたりからでしょうか。鏡を見るたびに「あれ、こんなに厚みあったかな?」と自問自答する日々。お気に入りのズボンのボタンを留める際、少しだけ息を止めている自分に気づいたとき、私は確信しました。
「これは、本格的に何かを始めないといけない」と。
とはいえ、いきなりジムに通い詰めたり、大好きな白米を一切断つような極端なダイエットは、私の性分には合いません。もっと手軽で、それでいて、これからの人生の「良き相棒」になってくれるような、**「ちょい健康的」**な習慣。そんなものを探し求めていたところ、私はある「お茶」に辿り着いたのです。
始まりは「手軽さ」への渇望
健康になりたいけれど、頑張りすぎたくない。
そんなワガママな私が最初に着目したのは、毎日必ず口にする「飲み物」でした。
サプリメントは便利ですが、どこか「薬」を飲んでいるような義務感があって長続きしません。でも、お茶ならどうでしょう。喉が渇いたとき、食事のとき、リラックスしたいとき。日常の風景に自然と溶け込んでいるお茶を、少しだけ「機能的」なものに変える。これなら、意識せずとも続けられるのではないかと考えました。
そこで、現代人の悩み——特に私のような「糖質」や「蓄積」が気になる世代に良いお茶はないかと調べ始めたのです。
青汁から乗換える方急増中!国産桑の葉茶「糖煎坊」桑の葉に隠された「科学的な実力」
検索を重ねる中で、私の目に留まったのが「桑(くわ)の葉」でした。
最初は「蚕(かいこ)が食べる葉っぱ」というイメージしかありませんでしたが、調べていくうちに、その驚くべきポテンシャルに圧倒されました。
私は納得してから行動したいタイプなので、まずは公的な研究機関のデータを当たってみることにしました。
農研機構や大学のデータが教えてくれたこと
まず驚いたのは、国立の研究開発法人である農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)が、桑の葉の成分について非常に詳細な研究を行っていたことです。
桑の葉には、他の植物にはほとんど含まれない「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」という特有の成分があるのだそうです。この成分が、食事に含まれる糖質を分解する酵素の働きを先回りしてブロックしてくれる。つまり、食後の健康数値を気にする人にとって、これ以上ないバックアップになるというわけです。
さらに、最近の北海道大学の研究では、桑の葉が腸内細菌に働きかけ、体の内側から環境を整えてくれる可能性についても言及されていました。
「ただの野草だと思っていたけれど、これは科学的に裏付けられた『スーパーフード』じゃないか……」
研究データの数々を読み進めるうちに、私の期待感は確信へと変わっていきました。
参考文献:
驚愕の事実:宝物はすぐそばにいた
「よし、桑茶を飲もう!」と決めた私ですが、どこで手に入れるかが次の課題でした。通販で取り寄せようかとサイトを眺めていた時、ふとした直感が働きました。
「待てよ、ここは沖縄だ。桑の木くらい、その辺にあるんじゃないか?」
沖縄では昔から、桑の木を「シマグワ」と呼び、身近な植物として親しんできました。さっそく近所を散歩がてら探索してみると、自分の注意力がどれほど散漫だったかを思い知らされました。
山道はもちろんのこと、ご近所の庭先、公園の片隅、果ては道端の生垣にまで、青々と、力強く大きな葉を広げた桑の木がそこここに自生していたのです。
昨日までは単なる「緑の景色」だったものが、知識を得た途端に「宝の山」に見えてきました。太陽の光をいっぱいに浴び、沖縄の力強い土壌に根を張った桑の葉。これこそが、私が求めていた最高の素材です。
手作り桑茶、その贅沢なプロセス
せっかくこれほど身近にあるのだから、今回は自分で作ってみることにしました。
1. 感謝を込めて収穫
太陽が一番高い時間帯を避け、少し涼しくなった夕方。瑞々しく、色の濃い元気な桑の葉を摘み取らせてもらいました。手のひらよりも大きな葉に触れると、その厚みと生命力に驚かされます。
2. 丁寧な洗浄とカット
持ち帰った葉を、一枚一枚丁寧に流水で洗います。表面に付いた砂やホコリを落としていく作業は、なんだか自分の心まで洗われていくような、不思議な静けさがありました。
水気を切った後は、成分が出やすいようにハサミで小さくカットしていきます。
3. 沖縄の太陽と風で乾燥
カットした葉を大きなザルに広げ、風通しの良い場所へ。沖縄の強い日差しと、時折吹き抜ける潮風が、葉に含まれる水分をゆっくりと抜いていきます。
数日後、手で触れると「パリッ」と心地よい音が鳴るほどに乾燥しました。これで、私専用の「自家製桑の葉茶」の完成です。
運命の一杯。まろやかな驚き
いよいよ、待ちに待った試飲の時です。
急須に乾燥した葉を入れ、熱湯を注ぎます。蓋をして数分。蒸らしている間に漂ってきたのは、どこか懐かしい、お日様の匂いと草原を思わせる爽やかな香りでした。
湯呑みに注がれたお茶は、透き通った美しいエメラルドグリーン色。
「少し苦味があるのかな?」と予想しながら、一口含んでみました。
「……あ、美味しい。」
思わず声が漏れました。
想像していたような野草特有のクセや苦味はほとんどありません。非常にまろやかで、口当たりが優しく、後味にほんのりとした自然の甘みが残ります。
ほうじ茶ほど香ばしすぎず、緑茶ほど渋くない。
毎日、どんな食事の後でもスッと喉を通っていくような、極めて「飲みやすい」味でした。
食後の一杯が、私の新しい「お守り」に
この日から、私の生活に新しい習慣が加わりました。
朝昼晩、食事が終わるたびにキッチンへ立ち、桑の葉茶を淹れる。
以前なら、食後に「あー、食べすぎたかな」と少し罪悪感を感じていたのが、今では「この一杯でリセットしよう」という前向きな気持ちに変わりました。
飲み始めてからの体感
飲み始めて数週間。劇的に体重が落ちるような魔法のようなことはありませんが、明らかにある「変化」を感じています。
それは、食後の「重だるさ」が和らいだことです。
今までは食べた後に強烈な眠気に襲われたり、胃が重く感じたりすることがありましたが、桑茶を飲むようになってからは、食後も体が軽やかで、活動的な気分が続くようになりました。
また、自分で摘んできた葉をお茶にして飲むというプロセスそのものが、忙しい50代の日常に「心のゆとり」をもたらしてくれました。
結びに代えて:あなたの足元にも宝物があるかもしれない
「最近、太ってきたな」
そんな些細な悩みから始まった私の桑茶ライフ。
もし私が、手軽なダイエット薬や高価なジムに飛びついていたら、沖縄の道端にこれほど素晴らしい恵みが溢れていることに一生気づかなかったかもしれません。
健康とは、何かを無理やり削ぎ落とすことではなく、身近にある自然の力を借りて、自分自身の体を慈しむこと。桑の葉が教えてくれたのは、そんなシンプルな真理でした。
研究機関のデータが裏付ける科学的な安心感。
沖縄の自然が育んだ生命力。
そして、自分で手を動かして作る楽しさ。
これらすべてが詰まった一杯の桑茶は、私にとって最高の健康習慣であり、これからの50代を共に歩むパートナーです。
もし、あなたも「何かを始めたい」と感じているなら、まずは身近な植物に目を向けてみてはいかがでしょうか。あなたのすぐ足元にも、今のあなたを助けてくれる「宝物」が、静かに葉を広げているかもしれません。
さて、そろそろ食後の時間です。
今日も、あのエメラルドグリーン色の一杯を淹れて、健やかな明日を願うとしましょう。